Rehabilitation Engineering

研究員

古館裕大

生体医工学研究センター研究員 古館 裕大 Yuta Furudate

学位
博士(システム情報科学)
略歴
公立はこだて未来大学大学院
システム情報科学研究科 博士(後期)課程
専門
リハビリテーション工学
email
furudate[at]hma-ns-reha.ac.jp

主な研究内容

 リハビリテーション工学部門では主に「在宅」をキーワードとして、退院などで医療者の手を離れてしまった患者の治療や、日々の健康増進をサポートするロボットを開発しています。
 例えば、下の写真は片麻痺の手指を治療するためのロボットです。片麻痺手指は退院までに自由な手の動きが回復しきらないことが多いです。このため、「在宅」での治療を実現する機器ができれば、退院後に手指が使えないままで日常生活を送っている多くの患者のQoL向上に貢献できると考えています。

小型なロボットの開発

試作中の手指リハ機器。患者が家に手軽に導入できるように、安価なロボットの実現を目指してシンプルかつ小型なロボットの開発を行っています。

指の動きを補助する機構

指の動きを補助する機構。自転車のギアと同じ発想で、小さい力しか出せない安価な部品でも大きな力を出せる仕組みを作っています。

レーザ加工機

ロボットのパーツを作るには、3Dプリンタやレーザ加工機などの精密機器が必要です。図はレーザで歯車を切り出している様子です。

3Dプリンタ

ロボットの外装は主に3Dプリンタで作られています。自分の思い描いたものをその場ですぐに実現できるところが魅力的です。

研究員

外舘 洸平

生体医工学研究センター研究員 外舘 洸平 Kohei Todate

学位
修士(保健学)
資格
理学療法士
認定理学療法士(脳卒中)
専門
脳卒中理学療法、高次脳機能障害
email
todate[at]hma-ns-reha.ac.jp

主な研究内容

頭部装着型ディスプレイを用いたVirtual Reality課題
検証の様子

脳卒中既往歴者の自動車運転再開に向けた空間認識能力の評価として,頭部装着型ディスプレイを用いたVirtual Reality課題による空間認識能力の検証および評価方法の開発を行い,既存の自動車運転適性に対する客観的指標との関連性を明らかにすることを目指します。